Arc’teryx Sidewinder SV Jacket

この10年愛用してきた山着の羽織…んにゃ、ハードシェル Arc’teryx Sidewinder SV Jacket。


デザインもカラーも好きでなかなかヤレなかったこと、そして代用品と巡り会えなかったこと(少々浮気したこともありましたがw)等々重なって使い続けてきました。とはいえさすがに薄汚れていて、でも山着はそんなもんだろうとも思いつつもできれば一新したいな〜と心が右往左往してました。

それが昨年のこと。そんなタイミングで2013モデルのSidewinderで好きなカラー(またグリーンw)が発売されたので試着したのですが、新デザインの襟と一体のフードがArc’teryxに失望しかける程ダメでがっかりしていました。

自分は基本的にはフードは襟と一体のデザインが好きですがSidewinderは別です。というのは襟元のファスナーを右脇に逃がしているが為に襟と一体のフードだとファスナーを開けた時にフードの重みに負けて襟が倒れやすいんです。以前のように襟とフードが別体でファスナーを開けてもある程度までは襟が立ち続けてくれないと魅力ガタ落ちです。

また滑る為の羽織は襟元はある程度締まってくれていないと首元に雪が入ってきて不快です。襟とフードが別体のSidewinderは襟元がタイトにできていましたが新型は広い感じでした。間違って転がった時に一番悪寒を感じやすい首〜肩に雪が侵入してくるなんて(今では)考えられません(若いときはイヤイヤながら耐えられましたけど)。

というのを昨年感じ、修理の体制等の理由も合わせて一度は気持ちがPatagoniaに傾いたのですが好みのカラーが発売されず結局ハードシェルに関しては出会いなく過ごしていたはずなのに今秋になって手元にコレが届いてしまいました。

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2008-2009年モデルのSidewinder SV Jacket。またSidewinder。どうも好きで好きで仕方ないようです(笑)
タグによるとWiteLineというカテゴリーのジャケットになったようです。以前はDisentとかいうカテゴリーだった気がするのですが再編成されているのですね(今更?)。

素材はGore-tex ProShellで今まで着ていたGore-tex XCRより軽くなっています。カットも…特に肩〜袖への造形が大きく変化しています。
前面のポケットは3カ所と増えましたが、以前のようなマチはなくなりスッキリとした印象になりました。左袖のファスナーも使いやすい位置に変わっていたり進化していました。

襟は先ほど暑苦しく書いたとおりフードと別体。

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以前は簡素だったパウダーゲーターはB社のような気の利いたものにブラッシュアップしていました。

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実は今回サイズを今回はSサイズにしました(以前はM)。
1サイズ落としたので身幅は若干細くなりましたが、着丈変わらず、袖はかえって長く感じる作りになりいい感じです。こうやって重るとカットの違いが解りやすいですね。

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着てみるとこんな調子。緩くなくタイトでない程よい感じです。

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サイズ感、カット、カラー全て気に入って小躍りしそうになってしまいました。あまりに気に入ってお山で使うのが惜しくなってしまうほどの気持ちですが、それだと何のために手に入れたのか解らなくなりそうなのでお山に連れだそうと思います。

ちなみに…このモデルのこのカラーは以前Iseさんが着ていた気がします。
水曜チームとしてIseさんシグネーチャーモデルを着るからには滑りも昇華しなければなりませんね。なんて思って勝手に妙なプレッシャーを感じたりしていますw