27.5+(650B+)完成!

先月手元に届いたニューフレームとホイールセット(手組み)をやっと目的の形に組み上げることができました。

組み上げを遅らせた最後の問題は自分が10mmアクスルのことを理解していなかった点。従来のQRとは方式が違うんですね〜。自転車関連は規格が多すぎて把握するのは大変です。

さて、初の27.5+(650B+)の足回り詳細です!

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夕方前の強い光で色が綺麗に出ていませんね。
さ、何はともあれこの今回のバイクのコンセプトはこの太いタイヤです。

リムは前後ともWTB SCRAPER。リム幅は内径45mmもある極太モノです。
タイヤはフロントにSURLY DIRT WIZARD 3.0

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ゴツゴツしている割に転がりよく、サイドノブもしっかりしているのでコーナーでもがっちり地面を掴む良タイヤ。

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リヤタイヤはWTB TRAIL BLAZER 2.8

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センターノブが連続していたりブロック低めで転がり重視。

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比較対象のない写真ではどんだけ太いのか解りにくいですね。
そんな時はリムサイズは27.5(650B)でタイヤの厚みで29インチとほぼ同じ外径になっていることを想像&補完してもらえるとよいかもしれません。また、タイヤ表記の数字はインチなので3インチ=76.2mmをモノサシで確認してもらうと、普通の自転車としてはかなり太いと感じてもらえそうですね。

さて、今回初めて手組みをしてもらうということでハブはかなり悩みました。
最初はHOPEと思っていたのですがいつのまにかHADLEYに格上げ心変わり。ですがHADLEYは国内入荷が安定的でなく希望通りのタイミングで組み上げられないかもとのこと。ん〜、そうなると憧れのKINGなの?予算がぁ…と困っていたところ相談していたDimensionのオーナーからIndustry Nineを紹介され120ノッチとカラーに心奪われ決めました。

フロントは15mmアクスル

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リヤは10mmQR。ギヤはSingleSpeed仕様です。

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写真が横だったり縦だったりでアレですね…。
ちなみにスポークはDimensionオーナーお勧めのSAPIMです。
シーラント剤でチューブレス化された此奴の重量は相当に軽く、声が…以前も書きましたね。

ここで問題です。
この3.0の極太タイヤをサスフォークは飲み込んでくれるのでしょうか?

答え:X-Fusionは飲み込めるけど場合によってタイヤサイドが擦ってしまう。

というわけでSalsaのリジットフォークになりました。

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この辺のことも先日書きましたけど改めておさらいしておきました。

こんな仕様で初のお山走りをしてきました。

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感想は
・ふかふかした走り心地が気持ちいい
・とても柔らかい土でも刺さらない
・正直のところやや重い
・正直のところ速度の伸びが劣る(29er比)
・正直のところ激坂で気を使わないとリヤタイヤは空転しなくもない(期待値高すぎたか)
・正直カッコイイw

パーツ別の感想は
・ハブ  :120ノッチサウンドが堪らない(掛かりがいいとかは別段アレw)
・フォーク:サスフォークと比べスピードは落ちるだろうけど楽しいからOK

いろいろ書きましたが大満足です。
嬉しすぎて楽しすぎてトレイルから出てきた自分の顔は満面の笑みだったはずです。

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またまた細かいパーツについては後日纏めると思いますが今日はこの辺で。