創業から使い続けてきた白いうすがみ

この紙がおわってしまうそうです。
お客様に選んでいただいた服たちを送り出す際、必ず白いうすがみで包んでいたので、なくなることがまだ想像できていません。
店頭ではお客さまから「家に行ったら破いちゃうから包まなくていいのよ」と言っていただくことも多々ありました。エコでエシカルな方が増えており嬉しいのですが、「嫁に出す気分なので白無垢を着させてください」と話しながら包ませてもらっていました。
よく考えると、わたし けあじが服を買った際、同様に包んでくれるショップはなかったように思います。
需要の少ないものは生産を終えてしまう時代。
今の日本は、企業は、そういった切り詰めを迫られているシーンが多いのかもしれません。
多くの方が真面目に働いて、丁寧に暮らしているのに、どうしてこんなに余裕のない国になってしまったのでしょうね〜。
「近日、白いうすがみが無くなってしまいます。これからは袋にそのまま入れさせていただきます」
しばらくの間、店頭で口にしてしまうと思います。
すみませんがご承知おきいただけると幸いです。