「はじめてのロングライド」
以前書いたロングライドに興味ありという記事で紹介したロングライダースという雑誌に関連したツイートで一時期盛り上がっていた事柄です。
その頃は自分が書くことなんてないと思っていたのですが過去を振り返るとそうでもないことに気づき書き記しておくことにしました。
自分が自転車好きになったのは小学生の頃。そして中学生の頃からたくさん乗るようになりました。どんな感じだったかというと、夏休みは毎朝必ず諏訪湖一周し、時より甲府に行くときも自転車だったり(その際警察に職質されたりw)、霧ヶ峰にはチョイチョイ登り、はたまた美ヶ原まで足を伸ばしたりしていました。
当時ビーナスラインはたくさんの料金所があって自転車でも100円未満程度…場所によって金額が違うのですが…をとられた記憶があります。なので早朝に出発して料金所の人が来ないうちに通過して、今日は何個パスできたなんて思いながら走っていたのを思い出します。
さて、そんな中学生は卒業式を終え高校生になるまでの間に遠出ツーリングを思い立ちました。行き先に悩んだのですが、当時高校生になっていたバリバリのロード乗りの先輩が御前崎まで2泊3日で行ってきたという話を聞いて自分たちもそれをしようと友人二人で決めました。
先輩の話を参考に坂が厳しいと聞くR52を避けたルート設定をし、2泊3日+1日を予備日に設定。持ち物はなるべく少なく行動は走りメインで駅宿泊という今の中学生ではダメと言われること間違いなしの計画でした。ですが当時は社会的に緩やかな時代だったのでしょうね、親はそれでOKしてくれました。学校には内緒でしたけれど。
当時走ったと思われる道にざっくりと線を引いてみました。
往路も復路も同じような道を辿ったと記憶しています。
当時を振り返ると、峠は厳しくなかったのですがR1の車通りが激しく怖かったこと、自転車走行禁止らしいトンネルを走ってしまったこと、海沿いに出てからがやけに長く感じたこと、御前崎付近で声をかけてくれてお茶をご馳走してくれたおっちゃんがいたこと、駅で寝ていたら遺産相続の話でもめるおっさんが荒ぶれてたこと(笑)…等々…思い出しました。
補給は…どうしていたんでしょうね、全く思い出せません。ちなみにカメラを持っていなかったので写真も一枚も残っていません。
結局2泊3日は成し得ず3日目は真っ暗になっても走ったうえ予備日を使って帰り着きました。
そりゃそうですよね、改めて距離を確認すると往復で400km超えですもん。中学生にしては高級な700cランドナー(スポルティーフ?)BSのユーラシアで年齢の割に速く走れていたと思いますが所詮中学生ですもんね。
今再び走ったらどのくらいで行って来れるのか、ちょっと興味がありますがSingleSpeed MTBではちょっとチャレンジしがたいものがありますね(笑)
また3日間自分だけの休みを手に入れるのもなかなか至難の技です。でもその時がきたらMTBを多段化するか再びランドナーかロードバイクを手に入れて当時の道を辿ってみたいと思います。
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