前回から少し間が空きましたが引き続き感想日記です。
今回は2.Salsa Regulator Ti Seatpost(Offset:25mm、Length:410mm)です。
チタンというと軽量化?と思われがちですが振動吸収性を求めてのチョイスです。その証拠にThomsonをカットしたものと比べ僅かながら重量増しています。カットすれば近い重量になるのでしょうけどチタンを切るのはかな〜り難儀しそうなので考えていません。
デザインはセットバック。セットバックだと振動吸収性が高いようなのです。
ソースはこちら。
特にThomsonとMootsを見てもらうとわかりやすいと思います。ストレートと比べセットバックものの方が振動吸収性が高いですね。更にチタンとなると…と期待してしまいますよね。
少し脱線しますがMootsはチタンのはずですよね?アルミなのに重量・振動吸収どちらもmootsを凌ぐThomson Masterpieceって何者でしょうね。
さて、使ってみた感想ですが効果ありです!
この日はリヤの空気圧がいつもより0.2bar高い1.0barでしたがいつもなら突き上げられてお尻が跳ね上がっているようなシーンでなんともありませんでした。
サドルの突き上げが和らいだぶん相対的に、充分振動吸収しているはずのカーボンハンドルの方が突き上げを感じてしまい…ハンドルもチタンっていいのかもと頭をよぎってしまいました。
サドルの取付は以前との変化が最小限になるよう高さは同じで前後はシートレールに刻まれたメモリ内で前に出しました。それで以前より15mm後ろにさがり2点感じることがありました。
1) サドルを低くしたくなった
2) 使う筋肉が変わった
1) 以前より足が伸びてしまい回しにくく感じました。SingleSpeedは平地ではケイデンスアップ必須なので改善しなくてはです。また登り坂では更に膝が伸びてしまい疲れやすく感じました。
なのでクランク中心から700mmだったサドル高を690mm、695mmの2種類でテスト中です。
2) 足の裏側の筋肉を使うようになったとハッキリ感じました。おかげで以前は前側ばかり使っていたことに気付きました。よく言われる「シッティングでは裏、ダンシング時には前、と筋肉を使い分けることで疲れず長く走れるようになる」が実践できるようになるかもしれません。
ですがこれ慣れが必要ですね。先日のぐるっと66kmはかなりくたくたになりました。普段慣れ親しんでいる武術の動きも足の裏側は緩めている事が多いので慣れるまでには時間が必要そうです。
さて機能の話になりますが、このシートポストのヤグラは少々変わっています。
今まで自分が扱ってきたものはMTBとしてはオーソドックスなThomsonでも使われている前後2本のネジの締込みでサドルの角度や前後位置を調整するものでした。
Salsa Regulator Ti Seatpostはそれと違い、外に見えるボルトを緩めると前後位置が調整でき、更に奥にあるボルトを緩めると角度を調整できるという機能的なものでした。
機能的…なのですが、角度を調整したいときは奥まで届く長さのヘックスがなくてはならずtopeak mini6だと届かないという残念感。
ま、サドル関係は一度決まってしまえばほぼ調整不要ないので良しとしましょう。決まるまではM6をひとつ持ち歩きます。
と、ここまで色々と購入した言い訳のようなことを書いてきましたが、結局のところ一番気に入っている点はフレームと同色・同素材でぱっと見ISPのようにスッキリと決まる点です(MTBなのにそれを求める?とかいうツッコミはアレw)。
振動吸収とか実用面から書いてたのに結局は見た目かよっ!って突っ込み入りそうですが趣味の自転車にはとっても、否、最も大切な部分ですよね〜(笑)
次回書く予定のクランクのカラーと合わせてほぼ完璧なルックスになってきました。
こんなに所有欲を満たしてくれるバイクに仕上げられたのは初めてな気がします。
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