かれこれもう半年も預かりっぱなしだった従兄弟のMTBがようやっと走れるようになりました。
フレームはTECH INのハードテールDHバイク。ちょとした年代物ですね。
預かった時に撮っておかなかったのですが、雨ざらし一歩手前のなかなかの状態でした。
これを2万円の予算でなんとかします。
作業は…
・各種清掃
・タイヤとチューブ新品交換(リヤタイヤだけ自分のお古)
・ステム&ハンドル(自分のお古)&グリップ交換
・ハブグリスアップ
(リヤはXTなので普通に、フロントはシールドベアリングだったので誤魔化してw)
・フォーク 渋かったので柔らかグリス塗ってスコスコ
・シフトワイヤーをニッセンケーブルに新品交換
・シフター新品交換&ディレーラー調整
こんな感じでしょうか。
一部手抜きの感がありますが、予算的にいっぱいいっぱいかと。。。
先日記事にしたニッセンケーブルは予想以上に良い仕事をしてくれて、ミョーに長くてだらしなく場合によってはスポークに干渉していたディレーラーまわりのたるみを締めても気持ちよく軽く変速してくれています。
ロー
トップ
アウターは程よいハリがありスポーク側に倒れていかない良い子です。
・MTB シフト用 アウター(MTB,ロード兼用)
シフト用 インナー(MTB,ロード兼用)
・MTB ブレーキ用 アウター(MTB,ロード兼用)
・MTB ブレーキ用 インナー
・ロード ブレーキ用 インナー
最後の課題はブレーキでした。
シマノ初のディスクブレーキはオートバ並みの対向4ポッドのBR-M755。これはパッドのあたり調整(センタリング)をワッシャーで行う必要があるんですよね。それは、付けて様子見て、外してワッシャーの数変えて取り付けて様子見て、外して…と根気のいる作業です。
なので諦めた…のでしょうか?驚くべき方法で調整されていました。
6つあるローターボルトを3つだけ使い、しかも締め切らないことでローターの遊びでセンタリングされるようにしてあるという…なんていう調整法でしょうか。。。何かあったら死ねそうで自分の中にはない、アリエナイ方法なのですが、昔の人はこうやったものなんでしょうかね?
ブレーキ付属の調整用ワッシャーは紛失したとのことで薄いものを探しました。どのくらい薄いかというと通常は1mm程のところ1/5程度の0.2mm、0.3mm厚のものです。
それを10枚程度の少量売りを探したのですが見つかりません。なので諦め100枚入を購入しました。
見つけたのは、0.1,0.2,0.5…と細かい用意がありました。それで0.2mmをポチりかけたのですが、当時ブレーキに付属した0.2mmでも微調整で悩んで投げ売った記憶から一番薄い0.1mmをチョイスしました。
この調整で今回の整備完了。
できればフォーク・ヘッドまわりの整備、そしてできればホイールを軽くなんてできるとトレイル遊びが捗りそうですが、本当に捗ってきたら買い替え(買い足し?)もいいかもしれませんね。
とはいえ趣味の乗り物は”好き”が大切なので思い入れがあるならパーツ交換になりますね。
何はともあれ一緒に楽しく走りましょっかね。
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