X-Pro2 と Voigtländer NOKTON 35mm F1.2 の組み合わせの愉しみが自分比で次の段階に入ってきたというおはなし

以前、X-Proの魅力について語ったことがあります。

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その時のことを一言で要約すると「X-Proの魅力はファインダーにあり」です。
もうちょっと書くと、

  • レンジファインダースタイルであること
  • OVF、EVF、液晶で撮れること

特にOVFは自分にとっては大切な要素。
なので23mm,35mmAF単焦点との組み合わせは大切です。

また、撮影後の自動プレビューは「OFF」。
撮影直後の液晶確認はせず、次に撮るものに集中して撮る瞬間を楽しんでいます。

ですがマニュアルレンズとなるとそうはいきません。
何故ってピント合わせはEVFでないとできないから。ピーキング頼りです。
ということは大好きになってしまった Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 使用時はEVF必須というわけです。

「これではX-Proを使う意味が薄れてしまう・・・。」

こんな気持ちを抱えながら、でも大好きなレンズを使う為に心に蓋をしながら撮っていたのでした。

ところが最近一人フォトウォークをしている時ピント位置について考えていたところ気付いてしまったのでした。
「パンフォーカスで撮ればOVFで撮れるんじゃない?」
ということに。

方法は

  • 絞り :F16
  • ピント:∞

ファインダーをOVFにし
素通しのガラスに浮かぶ白い枠を頼りにシャッターを押すだけ。

iPhone15Proのレンズをファインダーにくっつけて撮りました

この撮り方はとても早い
というのはピントを合わせる時間が要らないから。

この撮り方は光をよく見るようになる
というのは”ぼかし”という要素が排除されるから。

この撮り方はとても気持ちいい
というのは「おっ」と心が感じたそのままに撮るから。
そして素通しのガラス(OVF)で対象物を見たまま撮れるから。

インスタなどだと、ついエモさを狙ったボケ味ある写真をuploadしてしまいがちなのだけど、Voigtlander NOKTON 35mm F1.2だと開放付近の味に頼ってしまいがちなのだけど、X-ProのOVFとVoigtlander NOKTON 35mm F1.2の絞り切った組み合わせもとても魅力的だし楽しいことに気付くことができました。

全てリサイズ程度しか手を入れていません

こういったことは旧くから写真を楽しんできた方々にとっては当然のことなのでしょうね。

自分はこの撮り方に辿り着くまでに結構時間がかかってしまいましたが、回り道も楽しさのひとつと思うことにしますw

それもこれも X-Pro2とVoigtlander NOKTON 35mm F1.2のおかげ。
今後も日々ゆっくりと色々な撮影方法で愉しみながら撮っていこうと思います。

:追記:

書き足りないことがあったので下記で書いています〜。

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読むのがめんどくさい方は聞くこともできます

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