
Leica M10 シルバークローム
まさか自分がLeicaを手にするなんて思いもしませんでした。
意識するカメラが変わってきたのはこの一年。
それでも「まさか自分が」というのが正直な気持ちでした。
その背景には、X-Pro2が感覚的にピタリと合い性能も十分ということ、家族にLeicaが欲しいと言う勇気が持てなかったこともありました(お値段的な部分で)。
ですがVoigtlander NOKTON 35mm F1.2がメインレンズになり、マニュアルフォーカスはLCDでないとピントを合わせがままならないことに「ちょっと違う」と感じていたわたし・・・
そこにLeicaのレンズを手にしてしまったことが追い打ちをかけた気がします。

X-Pro2で使っても十分楽しいのですが、Leicaボディーの方が本当の実力を発揮してくれるんじゃないか?と思うようになってしまったのです。
それは写りだけなく、レンズに刻まれた数値(距離)との親和性?も完璧だろうなと思うのです。というのは、X-Pro2だとちょっとズレがあるように感じてしまうところがあったから。そう感じてしまってから想いは加速するばかりでした。
M型Leicaのピント合わせには慣れがあります。
それはBESSA-Rのおかげ。

レンジファインダーの魅力は
- シャッターを切った時にブラックアウトしない
- 撮影範囲の外まで見えているのでタイミングが測りやすい
- 素道しの景色が見れる
ことと感じてきました。
デジタルカメラでそれを得ようとすると、M型Leica以外にはFUJIFILMのX-Pro、X-100の両シリーズしか知りません。
更にマニュアルレンズで素通しのままピント位置が思いのままに調整できるのはM型Leicaしかありません。
「選択肢がないのなら、それを手にするしかない」
そんな理由を引っさげながらも、家族に「ほしい」と伝える時は緊張しました(緊張を悟られないよう、さらりと話したつもり)。
ですが案外あっさりと「いいんじゃない」といってもらえて拍子抜けしました。
これって、ここ1年の自分の活動を見て、ある程度認めてくれているのかな?
と都合よく捉えさせてもらい、ボディ探しがはじまりました。
そんな折、両親が揃って入院。母の最後の姿をLeicaで撮りたいと渇望し納得できるボディを手にしたのでした。

最初にシャッターを切ったのはファインダーに母の姿を捉えた時でした。
その後は家族の皆と一緒に残り少ない時間を何枚も撮りました。
そんな自分に家族たちは何も言わず、好きに撮らせてくれて感謝です。
閑話休題。
これから時を共にする愛機が増えました。
「フィルムでメカニカルな・・・」
というカメラと比べどれほど一緒に過ごせるかわかりませんが、毎日どこにいくにも連れていき、大切に丁寧に扱ってあげたいと思います。


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