風景写真

080818_000.jpg風景写真という雑誌を知ったのは2年程前。
風景写真を撮り続ける方との出会いがこの雑誌を知るきっかけとなりました。
その頃はまだ自分の写真という物を冷静に見る事の出来ない時期で(今でも冷静に見れてるか解りませんが)どんな被写体にも興味があり、風景写真だって撮れるさ〜なんて思いながら雑誌を手にしたものです。
ところがその時の自分は風景写真の良さ・凄さを理解することができませんでした。
正直な感想は「キレイなだけじゃん」というものでした。
浅はか〜。
ところがこの2年で感動したもの・美しいと感じたものを写真という手法で伝える事の難しさ、美しいものと出逢う為の苦労というものを少しずつ知るようになりました。
2年前の自分がお恥ずかしい限り。。。
そして最近、約2年ぶりに風景写真を購入。
この号は風景写真20周年特別号で48ページ増のスペシャル版。何の気なしに数ページめくっただけで魅了されてしまいました。風景写真の凄さ、クォリティの高さが凝縮されたような1冊だったのです。
ビックリして以前購入した風景写真を引っ張り出し見直すとそこにも凄い写真が…20周年特別号ほどではない感はありますが…沢山あるではないですか。
この雑誌、恐ろしくクォリティが高いということにやっと気付きました。
おまけに広告というものがない不思議な雑誌だということにも気付いた次第です。
2年かけてこの凄さを理解できるようになった自分が嬉しくありながら、クォリティ的にまったく遠く及ばない自分の写真に恥ずかさを感じもっと真剣に取り組みたいという意欲が湧いてしまいました。
”しまいました”というのは「またやりたいことが増えちゃった」という気持ちからの言葉ですが、決して後ろ向きな気持ちではなくむしろ前向きな気持ちです。
どこまで出来るかわかりませんが、焦らずにやれるだけのことをやってみようと思います。
しかし長い道のりになりそうだな~。