最愛のパウダーガン

自分にとってパウダーガンといえばこの子だけ。

::DYNASTAR4807

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オリジナルシン(o-sin)ブランドとして発売していた4807というボード。
当時欲しくて欲しくてやっと手に入れられるチャンスを迎えた2004年からDYNASTARブランドとして発売されることになりました。ブランド名の変化と共にグラフィックがダークカラーに、そして長さのバリエーションも168cm,178cmの2種類あったものが178cmのみに変更。規模縮小を感じさせ、その2,3年後には絶版となってしまった貴重なパウダーガンです。

※DYNASTARの2004年モデルはサンプルで168cmを作っており試乗させてもらったことがあります。また某オークションで出品されたのを見かけたこともあります。きっとそれは1本のみだったのでしょう。178cmに関しては当時メーカーの方から日本では10本程度しか販売しなかったと聞いています。

このパウダーガンの特徴は尖りノーズのスワローテイル…が写真からみてとれますが、実は一番の特徴はノーズ部の船底のような形状にあります。

言葉では解りにくいでしょうから写真でどうぞ。

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唯一無二の形状。
解ってもらえたでしょうか?

この板で年に1,2度あるかないかの膝上〜腰上まで埋まるディープパウダー(in 八方尾根)ではそこかしこで埋まって身動きがとれなくなっている人を脇目にズゴーン!!と滑ったっけ。

抜群の浮力と速さ、そしてスワローテイルのおかげで長さの割に取り回しもよく、板を立ててブレーキをかけるのもやりやすく感激したものです。

今更なんでこの4807の紹介をするのかというと、色々あって手放すことになったからです。撮影してから某オークションに出品するまで何度躊躇したことか…今日やっと、まさに断腸の思いで出品しました。ちょっとお値段高めにつけてしまったのは愛しすぎた証。。。お許し下さい。

しばらく心にぽっかり穴が空いちゃいそうですがグッと堪えます(なんて書くと落札しにくいですね(苦笑))。

もし誰か気に入ってくださった方はぜひぜひ可愛がってあげてください。