Arc’teryx Fission SV Jacket

昨日に引き続きウェアーのおはなし。
インサレーターを汗が抜けたのだけどシェルの内側で止まってしまったという話でしたが、その点これは完璧です。

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シェルがGore-texで、綿がPrimaloft。

決して自分はGore-tex至上主義ではありませんが最善ではないでしょうか。扱いさえ間違えなければ長い間性能維持できることを経験しているのがそういった気にさてくれますね。

ところがこのジャケットは重大な欠陥があって、ずいぶんと低い温度帯での着用を考えているモデルのようで…つまり普段着るにはチョット保温力が高過ぎるということです。とても寒い中長く歩くとか外に居続けるとか、北海道に行くなんて時は最適なんですけどね。
それが故に嵩が張り気味ということ、そして特性上どうしても硬くなってしまう止水ジッパーがビョ~ンと立ってしまい口元に刺さるというかなんというか…なんて無理やり欠点を挙げてみたりします。

「Arc’teryxなんだから最高!」なんて視点になりたくないですしね。でも実際良い商品を数多く生み出しているのは本当のことなのでその気持ちもわかりますが。

どこかから「SVじゃなくてLT辺りにすればよかっただけの話じゃないの?」とか聞こえてきそうですが「アーアー聞こえない」と耳をふさぐことにしたいと思います(笑)