Apidura TOP TUBE PACK

昨日のお山走りでは2つのニューアイテムをデビューさせていました。

ひとつは念願のブレーキ
もうひとつはトップチューブバッグ

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今日の主役はこのトップチューブバッグです。

トップチューブバッグの存在を知ったのはもう何年も前、KONAのSCRAPに乗っている頃に謎の会社員さんが使っていたのがきっかけでした。カメラや携帯に補給食が入れられて便利だよと教えてもらっていたのですが、当時はサドルバッグやボトルケージさえつけることさえしなかったので興味が湧きませんでした。ザックで問題なしと思っていたんですね(水もハイドレーションでした)。

でもだんだん自転車の楽しみ方が変わってきて、漕ぐ・登ることも楽しめるようになってくるとザックが暑くて煩わしいと感じるようになりました。自転車は常に熱と汗との戦いなのでなるべく身軽で…と願うのは自然の流れですね。

なのでサドルバッグを使い始め、ボトルケージを取り付け、更にバックポケットが便利なサイクルジャージを着るようになりました。ところがサドルバッグは出したりしまったりが面倒くさいです。ジャージのバックポケットはその点便利なのですが入れるすぎるとポケットが膨らみすぎたり、携帯に関しては飛び出したり汗で濡れたりの心配もあります。なのでスティッキーポッドのような小さなポーチも使うわけですが、もうちょっと便利にならないかな?という気持ちからトップチューブバッグを検討しました。

いくつか見たのですがフレームからはみ出す横幅のあるものは脚に当たりそうだし、でもフレームと同等の幅だと容量不足で5インチクラスのスマートフォンは入らない予感しかしません。その中でアピデュラのものは細いながらも1Lの容量があるとのことで心決めました。

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X-PACのような補強の入った防水っぽい生地に薄いパッドを合わせてあります。引きの軽い止水ファスナーはファスナー末端から浸水しないようにデザインされた小さくとも効果の大きそうなカバーを装備。装着時にしっかりと巻ける太〜先細りのベルトはベルクロの目が細かくしなやかでフレームに傷が入らなさそう…等々、私の好みにピタリとくるデザインと機能です。

中はざっくりと1機室ですが簡単なベルクロで仕切りできるようになっていました。

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普段使いのバッグ関係も細かい仕切りとかあまり要らないタイプなのでこの辺も好み。
ひとつだけ気になったのはステム下に余裕のない自分のバイクとベルトの相性問題で、無理やり下向きにつけている加減だけでした。

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そして昨日使ってみての感想は「ナニコレ超便利」でした。
細いからペダリングしても脚にほとんど当たらないしいつでも手軽にとり出せる。どうしてもっと前から使わなかったんだと、いやいやアピデュラを知ってから1年も経ってないから十分早い方じゃないかとか思いながら移動しました。

ところが10%程度の坂になり立ち漕ぎ(いつも言うけど自分の場合ダンシングって感じじゃない)をすると足やお股にバッグが当たることに気づきました。特に問題はないのですがなんか不快。取り外してくれようか…と思いながら走っているとある方法に気付き休憩の時に付け替えました。

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こうして逆付けしてから全くどこにも当たることなく快適に過ごすことができました。
走りながら物を取り出すことが簡単にできる良さは無くなってしまいますが、自分にとってはこれでも十分便利で満足。付け外しは簡単にできるのでシーンに合わせてステム側やシートポスト側に付け替えればいいですもんね。

というわけであまりに便利で手放せなくなってしまう予感のアピデュラのトップチューブバッグ。
ダートを走った際砂ほこりがついて擦れるとフレームに細かい傷が入りそうなので(←神経質w)透明なステッカーで保護してガシガシ使わせてもらおうと思います。