後山へ

4月頃から諏訪周辺の地図とにらめっこを繰り返し、MTBで行けそで楽しめそな場所をいくつか…できればMTBらしくダートがあって登り・下り楽しめる系がいいなぁなんて思い描きながら…Pickup。
その中で茅野寄りはよねくん・武村くんがチェックしているので自分は反対側を開発出来ないかなぁ?と思い気になっていた後山まで行ってみる事にしました。
「汗だく→気持ちいい」そんな日になる事を祈って先日購入したHydrapacにBCAAな液体を1.5L注入し、工具・チューブ・軽量シェル・食料・デジカメ・ヘルメットをザックに、GPS【Garmin Fortrex101:生産終了?】をハンドルにセット、そしてジップロックに入れた地図をポケットに突っ込んで出発!!
先ずは取り付きを探す。
地図を見ると「文」マークの西から登り始める様子。川等を目印にして登り始めると予想と少し違う光景で戸惑いながらも何度も地図を見返し予定の道をつかまえる事ができたのでエッチラオッチラ登り続けた。
080528_004.jpg道路状況は主に幅3〜4mの砂利道。MTBの本領発揮できるような道を走りたかったからOKといえばOKなのだけど、欲を言えば本当はもっと山っぽい道を走りたいなぁ。でもそういう道は経験豊富な人とじゃないとなかなか走れないものかな?そんな考えを巡らせながらの約2時間の登りは何気に楽しい時間♪
その後は峠ピークからは標高差約200mの下り。
久しぶりの下り+敷かれた砂利が怖くて抑え気味なライディングだったけど楽しいと安全の両立は大切。道幅いっぱいに使った贅沢なライン取りを楽しめると”走ってる感”は舗装路より上。満喫。

さて、見てみたかった後山。そこには自分にとっては驚く光景がひろがっていました。
山にはさまれた狭い地域で田畑を営み家畜を飼い育て生活する。山の恵は財産で茸や山菜は貴重な収入源。そんな雰囲気。
実際田畑はとても丁寧に手がいれられて野生動物からの被害を食い止めるため?電気の通ったワイヤーが張ってある場所もあり、そこかしこで「入山禁止」「茸や山菜は採ってはいけません」の看板を見かける…。
驚きながらキョロキョロしながら下って行くと大きな廃屋が見えたので寄ってみるとそれは古い校舎のような建物だった。しかしこんなボロボロな校舎を使っている訳がない。この地域には学校はなく子供は居ない、もしくは極端に少ない地域なんだと理解。
家の数から考えると人口は100人を越えないかな?そんな場所。
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普段生活しているところからひと山越えた所にこういう場所があるとは…衝撃でした。
”衝撃”といっても目を背けたいものではなくて、田畑に山・創られてから随分と時間が経っているのを感じさせる建物・これはあまりいい気分はしないけれど「入山禁止」の看板・道路(舗装路・未舗装路共に)全てが丁寧に手を入れられて美しい…そういった衝撃でした。
その後、チェックしたい道2カ所を地図で確認してペダルを漕ぐとそこは自転車で入れる場所ではなく残念。でも今日は充分な気がして同じ道を引き返しました。次回来るときは箕輪へ下って大回りして帰ってきてみようと思いながら。
でも本当は”山”を強く感じられるシングルトラックと言われる道を走ってみたい今日この頃。
いつになったら実現出来るのでしょうかねぇ?