野沢温泉でパウダー

2011/12/282020/02/08

junくんと野沢温泉へ行ってきました。
狙いはパパpaパウダー。まだ今シーズン2日目だってのにいいのでしょうか？（またへんなところで体育会系なアレ）

前夜はグローブにオイルを、TTとmaxforceにワックスを入れ準備万端です。

だけど乗ったのはSPOONFISHとPHENOMENA。texi STYLEの試乗（私情？）ボードです。まだシーズン始まって2日目だっていうのに…（以下略

そんな贅沢な環境で一日フルに滑ってきました。

主にSPOONFISHに乗らせてもらったのですが、これなかなか面白い板です。
特徴は…短っ!!太っ!!（笑）。こんなに短い板に乗るのは初めてで「大丈夫かな？」なんて思っていたのですが、乗り始めてすぐにその不安は消えました。とっても扱いやすかったんです。
楽しすぎて写真取り忘れましたっ、、、

簡単に書きだすと・・・

::圧雪やパウダー全般的に
・後ろ足付近に乗った時のアクセルキャンバーの動きの良さ
・前足付近に乗った時にするするっとスムーズに頭の向きが変わる感覚
　（gentemstick特有のあの感じが更に強く）
・板のしなりが全体的に均一で動きがつかみやすい。板全体で遊んでる感がある

::パウダーで
・浮く
・斜度が増すところでタイミングよく前足に乗っていけた時の加速感
　（もちろんやり過ぎるとズボリます。経験者けあじ談（笑））

乗る位置でフィーリングが変えられる便利な板だと思いました。
逆に言うと、どんなふうにも”なんとなく”乗れてしまうので考えて乗らないと上手くなれないかも…なんても思ったり。

自分が感じた注意点（？）は・・・

動きの軽さからパウダーの中でこじるような滑りもしやすいのですが、すぐに減速ちゃうのでスムースなライディングを心がける。
→そしてポイントでは思いっきり遊ぶ!!そんな乗り方が楽しい。

特にテールが短いので当て込みなんかで”いつものテールまで”なんて伸びやかな動きをするとすっぽ抜けちゃうので瞬間的にテールを使ってセンターに戻すような今までより早い動き（感覚？）が必要。

思ったより疲れるかも。

こんな感じでしょうか。

gentemstickのラインの板はもうチョット板の個性が立っていて「ここに乗りなさい」「こういう動きが俺なんだ（板の声）」という主張を感じます。だからこそ場所や狙いにあわせて板をチョイスする楽しみという面もあると思いますが、THE SNOWSURFのラインは1本でかなり遊べてつぶしがきくなぁと思いました。侮りがたし。

ちなみにPHENOMENAに乗ったのは僅かですが、フラット（キャンバーなし）の板のフィーリングを手軽に楽しむにはいいなぁと思いました。というのはTTよりもサイドカーブがあるからか圧雪での動きが軽いし、パウダーでの浮きがよくフラット特有の自由な動きが楽しめるからです。これはもっと乗り込んだら違うものが得られるかもしれませんが今日はこんな感じで。

さて、ゲレンデの状態ですが、連日の大雪が収まり昨夜は数cmの降雪だったようですが、そこかしこに新雪・深雪が残っていて、また圧雪部の雪質も良く楽しい状況。おまけに夕方からは太陽も顔を出して気持ちのいい一日でした。