年数回、諏訪市市民会館で映画を上映している”すわキネマ館”が阿木翁助の生誕100周年記念で「ムーランルージュの青春」を上映しました。
阿木翁助という方は今回のことがあるまで全然知らなかったのですが、諏訪にゆかりのある作家で、ムーランルージュとの関わりあいも深い方のようです。
ムーランルージュの青春上映に関して、すわキネマ館だけでなく阿木翁助を偲ぶ会の多くの方々も関わっており何人かのゲストを迎えました。
そのゲストとは、ムーランルージュの青春の監督、阿木翁助の娘さん二人(双子)、そして阿木翁助のお孫さんである笠井信輔さん(フジテレビアナウンサー:特ダネ)。
上映前に笠井信輔さんのお話、上映後に監督と娘さん二人の対談を入れ、今までにない会となりました。
自分はいつもと同じく受付と案内係的の簡単なお仕事。。。だけと思ったら監督から対談の様子をビデオ撮影を依頼されました。なんだか急に湧いた大仕事に冷や汗をかきながら監督としっかり打ち合わせをさせてもらって、なんとかこなしました(途中で電源が落ちちゃいましたけど、それは仕方ないですよね〜。うん。)
対談では監督が「ムーランルージュの青春を撮る為に多くの方に話を伺ったところ、”お芝居の為なら死んでも本望”という役者に”お芝居を見ながらなら死んでも本望”というお客さんがいて文化が育った(第2次世界大戦中に空襲がありつつもお芝居をしていたそうです)。そしてそのメンバーは血の繋がりがなくとも後輩を育て文化を伝えようとする姿勢があった。美しい日本人の姿勢を感じる」といったことを話してくれました。
これは自分も街の先輩から感じさせてもらってることと一緒です。自分ももし後輩ができたらこう生きることが出来るのかな〜と思いながら聞かせてもらいました。
映画の内容は…チャンスがあったら観せていただこうと思います(スタッフはのんびり観てるわけにはいきませんので)。
きっと昭和のバンカラな空気と一緒に”本物のエンターテインメント”の端々を感じることが出来る作品だと思います。
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