シーズンインから全然決まらない超冬型。日本の、世界の（大袈裟w）パウダーフリークたちが待ち望んでいたその時が今週やってきました。
今日はその初日…かな？とにかく水曜に当たってくれたのでした。
それはもう前々から皆さんわかっていてtwitterでの盛り上がりが楽しく、怪我のこともあってのんびりとしていた自分も一昨日の夜から急にスイッチオン！降雪・風・等々の情報を加味してどこでどのように滑るか嬉しい悩みを楽しんでいました。
前夜にfbで水曜チーム皆さんの動きを知り、Lineで酸いも甘いも解りあってる旧友たちから仕事を休んで水曜滑りするという連絡ももらい、どちらとも滑りたいという欲で白馬行きを決定。それがなければ北信の他ゲレンデ、はたまた地元諏訪で滑っていたかもしれません。というのは白馬の外人の多さにちょっと心折れる部分があったから。ギラギラとした競争にはもう疲れましたの。
4時起床。諏訪もチラチラと降っていたので身の回りの準備と家の周りの雪かきをして出発。安曇野インター先の通称オリンピック道路はものすごい荒れっぷりで「白馬に行けるの？そして帰れるの？」と少々弱気になる程でした。以前だったらそんなこと全く考えることなく深雪滑りのことばかりで頭いっぱいワクワクしかなかったのですがガードレールとお友達になっている車を見て、認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを…とか、自分の運転は平気とそんなふうに考えていた時期が俺にもありましたという名言が頭をよぎりました。結果問題なく白馬の除雪レベルの高さに感謝したのですが、それがなければ行くも帰るも困難かな〜と感じる風雪でした。
おかげで白馬到着。前夜の話では水曜チームの皆さんも、旧友たちも白乗で滑るというのでこれはラッキー！皆で楽しめると思っていたのですが、旧友たちは予定変更してわらび平から入ってコルチナ方面を滑るとのことです。移動しながら悩む…どうするべき？…コルチナと白乗は共通券があるから最初に旧友たちと滑り途中から水曜チームに合流しよう！と虫のいいことを考えていました。
ところが長野県共通シーズン券で発行されたチケットはコルチナのナイター券まで含んだ一日券。あれれ、これじゃぁ白馬乗鞍に行けないよ？と確認もしないで虫のいいことを考えていた自分にひたすら反省するのでした（滑り終えてからtwitterで両方の券を出してもらえるよと教えてもらえました。@massun8980 @akebono_uguisu さんありがとうございます。自分、交渉能力低いんでしょうか？汗）。
何にしても「据えパウ食わぬはスノーボーダーの恥」。今シーズン初の本格パウダーディを楽しませてもらいました。
左から yagi、maru-C、gaku ここにTNF白馬の店長と自分の5人でクルージング。
自分はTTで出撃しました。
滑りはどこかおっかなびっくり。昨年パウダーナイターで怪我してドロップアウトしていたし地形が出ているのでちょっと慎重になりますね。でもソールに当たる細やかな雪が流れていく上質な感覚はとても気持ちが良かったです。もちろんハイタッチしまくりです！
このメンバーはゲレンデ回しがうまく、コルチナ名物リフト待ちを一切せずに気持ちよい斜面を効率的に楽しませてくれました。以前だったら列の先頭に並んでたメンバーなのに…ずいぶん大人になったもんだ（と何故か上からw）。
一旦降りが弱まったのにピカ☆ピシャゴロンと大きな大きな雷が落ちた後は再び激しい降雪に。雪質もシルキーなものから粒のはっきりとしたあられに変わり少々大味になりました。普段だったら残念なようですが、板が沈まずスピードに乗るようになり斜度の足りない部分でもターンが出来るようになり歓迎です。ひとつだけ難を言うと顔が痛くて…贅沢ですねw
途中gakuくんが尾根の迂回路で急に向きを変え停まった外人とぶつかり脳震盪を起こす事故があり一時は上半身に全く力が入らず心配になりましたが少し休むことで回復。gakuくんは軽い鞭打ち、外人はストックが折れる程度で済んでホッとしましたが、これからはゲレンデこそヘルメットが必要かもなんて真剣に思ってしまいました。
その後13時まで滑り、水曜チームの皆さんが先に着いていた「おばんざい&かふぇ ごま」に行き皆さんにご挨拶＆幸せな昼食をいただいて帰路につきました。
さて、最後になりましたが今日のライディングはTTの良さを引き出せないまま終わってしまいました。するすると走る感覚の部分は味わえましたがただそれだけ。ターンを味わったりクイックさを引き出し楽しめたのは僅かで少々残念でした。
でもこの雪不足のシーズンに風雪でリセットされ続けるゲレンデをノンストレスで楽しめたので良かったことにしちゃおうと思います（笑）皆ありがとう！
次回滑れるのは２月中頃？長野県共通シーズン券が泣いてますね。もちろん自分も泣いてますw
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