コーヒーへのいざないと思いで話

水曜は定休日なのでお山…と言いたいところですがお仕事の展示会で都内へ行っていました。
もう都内の桜は残っていないだろうな〜と思いキョロキョロしながらメーカー巡りをしていたところ、お寺や神社の桜は最後の最後の部分が残っていました。さすが霊場。実際の気温も少し低いのかもしれませんね。

こんなツイートをしながら桜を愛でていたところ急にコーヒーが飲みたくなってこんなツイートをしていました。

明治通り沿いにはその思いを叶えてくれるようなお店がパッと見つからなかったので外苑前へ移動し最後の展示会を終えスマフォをみると、マネマネさん@manemane1080からmensionをいただいていることに気づきました。

リンク先はコーヒーブームの歴史についてかるく触れたうえで先程ツイートした善光寺近くのショップが紹介されているサイトでした。なんて親切な方なんでしょう。

一度は離れたものの再び青山界隈へ戻りました。場所は…あ、ZUCCAの辺りなのね、というかブルーボトルコーヒーはその2階ですか。でも惹かれたのはお隣のSHOZO COFFEE STOREでした。

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サイトにも書いてある通り手作り感のテイストが柔らかくてとてもいい感じ。落ち着きます。入店してコーヒーと目の前にあったスコーンをいただきました。でも昼に食べたトマトチーズラーメンがまだつかえていたのでスコーンは持ち帰ったのですけどね。

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それでコーヒーのお味はというと普通に旨し。苦味酸味は控えられ柔らか。後味もすっと引いてくれる爽やかで雑味なく清らかなものでした。近頃は何かと尖った特徴のあるコーヒーを飲む機会が多かったような気がしていてちょっと疲れていたんですよね。このコーヒは優しくてどこかホッとするような感じでともかくまったり愉しませてもらいました。

この感じはなんだろう?と思っていたところマネマネさんが答えをくれていました。

なるほど。きっとマネマネさんの一番好きだったという「大坊珈琲店(ダイボウコーヒーテン)」程ではないのでしょうけど、マシーンでは出せない味があるということなのでしょう(SHOZO COFFEEがマシンなのか手なのかはわかりませんでしたが 笑)。
そこで2件の喫茶店を思い出しました。

ひとつはスワプラザ(@上諏訪)にあった煎豆茶亭(こうひいてい)。丁寧にサイフォンで淹れてくれる通称”しのブレンド”のクリアーででも艶っぽい感じが旨かったな〜。

もうひとつは20代の頃通っていた八王子駅南口前にあったCofeeHouse亜米利館。シャイさから出る口の悪さがある、でも優しくオチャメなマスター三郎さんの淹れてくれるコーヒーが旨くてほっとできて大好きでした。当時は酸味系が好きでオーダー時にはマスターが「おまえはガテマラだろ?」と言ってくれる程解ってくれている方でした。コーヒーだけでなくカレーやハンバーグ、そしてホットサンド等の食事も美味しくて、当時はそれが日常だったので何も感じませんでしたが今思い返すとそれはとても特別な時間だったと思い返しています。当時一緒に過ごしていた仲間たちとの思い出の場所です。

話は変わりますが自分はハタチを過ぎた頃までコーヒー酔いが激しく1杯で十分酔えてしまう程でした。症状はクラクラする、目が回る、心拍が上がるといった感じ。きっとカフェインにやられていたんでしょね。だからコーヒーは遠慮させてもらって紅茶を飲むことが多かったです。自宅にも紅茶の葉を常時3種用意して大きなティーポットでいれていた程好きでした。

ところが21の頃(だったと思う)コーヒー好きのバイトの先輩に亜米利館に連れて行かれて飲んだところコーヒー酔いが割と改善されていて、これなら飲める愉しめる!と喜んだのを覚えています。それ以後だいぶ飲めるようになりましたけど今でもたくさん飲みすぎると少し症状が出るのでは気をつけています。飲みすぎ注意ってお酒みたいですね(笑)

更に話は逸れますが紅茶の方がカフェインがあるんだよという話をする方が少なくありません。ですが紅茶は酔わなかったのでコーヒー豆と紅茶の葉を同じ重さでカフェインの量を比べると紅茶の方が多く、でも1杯をいれる量にすると紅茶の方が少ない…のではないかと思っています。

話を戻して、とてもとても楽しかったあの頃を思い出す…
twitterを通して僅かながら幸せなやりとりができる…
コーヒーというもの。なんだかちょこっと素敵な飲み物ですね。

マネマネさんありがとうございます。