（＋太）の部分

昨日の日記で…

フレームサイズ的には小→大→中
ホイールサイズ的には中→大（＋太）
素材的にはアルミ→クロモリ→チタン

特に意味はありませんが、心境の変化は見て取れますね。

と書いていました。
今日のキーワードはホイールサイズ「（＋太）」です。

実はチタンを選ぶ4ヶ月前に頼んでいたものがありました。それがこれ。
650B+といいましょうか、27.5+といいましょうか、いやいやどちらも同じですね（笑）何はともあれミッドファットです。

本当はBlunt SSあたりで29erのややワイドリムで組んでもらおうと妄想していたのですが、2015年10月のSSWCでtomoさんのこのホイールを見てから虜になってしまいました。でもこのカテゴリーはまだまだ生まれたばかりのようで情報が少なく諏訪界隈で理解を深めているショップはありませんでした。きっと4月現在も変わらないことでしょう。

手組み初の自分としては組む人の手加減的な部分が大切という妄想を強く持っていて、経験豊富で信頼できる人に組んでもらいたいと考えていました。その時真っ先に候補にあがったのはtomoさんのホイールを組んだDimensionでした。

ショップブログを見るとオーナー自身もSalsaのFargoという29erモンスタークロスに650B+のミッドファットを履かせ研究・楽しんでいるようでした。またEl Mariachiへの650B+装着もたくさんやっているようなのでメールで色々と質問したところ正確な情報を明快に誇張なく伝えてくれて（ちょっとツンデレ系な感じもするんですがそれがまたいいw 訂正:よく考えたらデレてはいませんでしたwww）この人に組んでもらおうと心決めました。

届いて手にした時、見た目の印象とかけ離れた軽さに思わず声を上げてしまいました。

組み上がり後Dimensionのオーナーから「チタンと合わせ驚くほど軽いマシンが出来上がると思いますよ」というメールをいただき想像してはいたのですが更に上をいっていたのです。

650B+は29erと比べ重くなる、でも下りが楽しい。そんな情報を得ていたのですがこの軽さなら全然どこへでも行けちゃいそうな気がします。もちろん接地面が広いので乗ってみないことには解りませんが、でも今はとんでもない感触を得ています。早く試したい〜。

仕様は
RIM：WTB SCRAPER
TIRE：F：SURLY DIRT WIZARD3.0　R:WTB TRAILBLAZER2.8
HUB F：IndustryNine　15mmスルーアクスル（OLD 100mm）
HUB R：IndustryNine　SingleSpeedHub （OLD 135mm）
SPOKE：SAPIM

SingleSpeedハブを選んだ時点でかなりM扱いされるのですが、この仕様の遊びは楽しいし多段へ逃げる退路を断つという意味で（そんな必要はないw）せっかくなのでおちょこの深さから乗り味が良くなるという噂を体感してみたくて選びました。
どうしてこの仕様の遊びは楽しいのかはまた改めて伝えますね。
（書きました　>> SingleSpeed MTBの魅力を語ってみる）

チタンフレームにSingleSpeedHubのヘンタイ仕様、そんなに多くないだろうな〜と思っていたのですが世の中には上がいるものです。Dimensionで同時に納品になった方は、同じチタンフレームのLサイズに同じリムで650B+のホイール、だけどハブは憧れのChrisKingのSingleSpeedHub、しかも12mmスルーアクスル（OLD 142mm）仕様を合わせたとのことです。そんな仕様あったんですね。コア過ぎて驚きました。
※El Mariachiはエンドの交換でOLD 142mmにも対応できます。

これで650B+と29erのホイールを手にすることができました。SingleSpeedでお山やご近所、多段にしてロングライド等々と2つの仕様で遊び尽くせると思うと嬉しくて妄想が止まりません。

本当ならそれを白い子（El Marichi SS）でこなそうと思いっていたのですが昨日の日記のとおりTiを迎え入れてしまったわけです。そのへんの理由というか言い訳（笑）は後日改めて伝えることにして先ずは走れるようにしないとですね。ぱぱぱっとパーツ移植しちゃおうと思います。