SDA王滝に向けて…を後で書くw

一昨日参戦してきたSDA王滝。
大会10日前には吐きまくりの風邪をひき体力落ちすぎ事件や、2日前の金曜夜から眠れないというメンタル弱すぎ事件もありつつ、そのうえ初参加でしたけど沢山の情報と準備に助けられ満喫することができました。

当日に向け大きく悩んだのは二つのことでした。
1.足回りを何にするか
2.荷物をどう運ぶか

1.については大会4日前になって前後27.5+で走り出し考えることができる状態になりました(リヤの10mmQRの手配が遅れたアホなわたし)。それまでフロント:27.5+(3.0) リヤ:29(2.2)で走っていてソレと比べるとどこか重く…それでいて激坂の登りでリヤタイヤがやや空転するシーンもあり少し不安になりました。私の体調を心配してくださったtomoさんのアドバイスでSSWCの時のように前後29(2.2)でサスフォーク装着という手もあるなと一瞬は思いました。

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ですがダートを走った時のシルキーで好感触なタッチが体に残っていたり、ジリットフォーク+ダートウイザード3.0のハンドリングも楽しかったことを思い出し、更に前後27.5+を履いているのに11kgちょっという軽さを加味し、最後にはせっかくDimensionで組んでもらったのだからと思いなおし前後27.5+で出場しました。

結果、レース中にハブのアタリが出たのか、途中からまるで後ろから誰かが押してくれているような錯覚を得るほど転がりが良くなりとても気持ち良く走りきることができました。

激坂登りで滑ると書いていたリヤに履かせたトレイルブレイザーも空気圧を1.0bar弱にしたところ感触が変わり、滑っても僅かになりました(しかも空気圧はまだまだ落とせそう)。そもそもコントロールすることこそMTBの楽しさということを思い出すと、なにも気を使わないでも滑らなくなるんじゃないかと相反するような期待をしていた自分に違和感を覚えました。

また下りでは苦手な砂利のジープロードでもリヤを外に逃がす(流す)ようにして走ることができて、そのコントロールのしやすさに救われました。

そんなこんなでちょっと前のコメントでタイヤ変えたい発言してましたけどすっかり心変わりしてしまいました。フロントに履くのは考えちゃいますけどリヤにはJust right!!です。

また、リヤハブはSingleSpeedものを選んでいたのも功を奏したかもしれません。11sが入るような多段ものと比べるとフランジ幅が広く左右のスポークテンションがほぼ同一で横方向に強い感触の良いホイールになるとDimensionのオーナーから聞いていたのですが、きっとその感触も味わえているんじゃないかと思います。
更に更に組んだ人の手加減の部分も乗り味に加わっているに違いないと思っています。
というわけでこのホイールセットが大好きになっちゃいました。

ちなみにこの日の空気圧はフロント:0.8bar リヤ:1.0bar弱でした(私の体重は65kg程)。

2.についてですが、一時はハイドレーション+荷物を入れたザックを背負おうと考えました。ですがSSWCを完走できた自分的理由の一つにザック類を背負わず身軽だったということがあります。体調絶不調からの復帰でザックを背負ったら重さと暑さでバテるかもと思い、水はボトル2本で・工具類はサドルバッグで・補給食等はジャージのバックポケットで凌ぐことにしました。

ところが多くの方のブログで王滝は落し物が多いと読んでいました。なのでそのままジャージのバックポケットに入れると落とすこと間違いなしと考え二つのポーチを使いました。

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左に補給食を、右に携帯等を入れました。
おかげで何も落とすことなく、それでいて比較的荷物が取り出しやすかったので補給もペダルをこぎながら、一度も降車することなくゴールまでたどり着けました。バックポケットって激しく便利ですね。

ちなみに水は1本で足り、2本目はゴールしてからゴクゴクと飲みました。

悩んで決めたことはこんなところでおしまい。
ほか、サドルバッグの中身や使ったライトや

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SSWCフェンダーや、ダウンチューブのプロテクター(アップ写真がないので一番上の写真で腹下をみてください)とか

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あとは剥がしやすい透明のテープで養生したり、コースの高低表をハンドルバーに貼っておいたり程度でしょうか。ちなみに高低表は走りながら見れるもんかね?と疑問だったのですが、実際のところ結構見て確認しながら走っていました。

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と言った感じで来年の自分にとって有益な情報となると思い、準備と結果みたいな記事を書き残しておきます。来春には自分自身の記録を更新するつもりで楽しみながら精進することにしましょう。