BIG FISH OUTLINE COREの乗り味

今年の春、鍋倉山を滑った後に野沢温泉スキー場で乗らせてもらいました。
その時の記事→[鍋倉山]

あの時は「海を感じる板ですね」なんて適当な表現で終わらせていました。

本当は色々感じていたのですが、今までスノーボードに感じていた動きと違うし、聞いたこともない動きだったので自分が信じられなくて感じたとおりに書いたら「ナニソレ?そんなことあるわけないじゃん」という突っ込みをもらっちゃいそうだったし、何より説明が面倒くさかったので(笑)詳しく書きませんでした。
yoneくんからは「いや、あるでしょ」という返事をもらっていましたがそのままシーズン終了。このままこのことは書かずに…と思っていたのですが急に思い立って書くことにしました。

とはいえ言葉では難しいのでミニチュアBIG FISH OUTLINE COREの写真と一緒に説明します。

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先ずは板の動きをおさらいしましょう。
これが一般的にフレックスと言われる板のしなり。

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ターン中にこんなに曲がることはないでしょうけど(汗

そしてこれが一般的にトーションと言われる板のねじれ。

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こんなにねじれることはないでしょうけど(汗

さて、ここからが本題です。
レギュラースタンスの人がバックサイドターンをしている時の大雑把なイメージはこんな感じ…のはず。

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こんなにしなったり捻じれたりすることはrya…

気を取り直して。。。
ノーズのエッジを雪面に喰いつかせると板が捻れはじめ、しなりも生まれ…フレックス、トーション共に発生させ…大雑把にこんな感じが今で感じてきたこと。きっと皆さんも大半がこういった体験をしてると思います。というのはこういう話になると皆同じ話に落ち着くから。

ところがBIG FISH OUTLINE COREで感じたのはこんな感じなんです。

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捻れるという感じでなくて、板が接地してる方はもちろん、接地してない方も巻くようにしなる感じというか、なんというか。。。

方向を変えて見るとこんなかんじです。

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もちろんこんなにしなることはないですが…

ターン中荷重をしてる時には板がこういった形になり、エッジ切り替えの時に開放される。

その開放されるスピードはゆるやかで、自分の体の下を板が抜けるように乗ってあげると楽しい♪感触としては板が呼吸をしてるようであり、海の中で魚が緩急をつけて泳いでるようであり、例えはいくつも出てきそうですが、とにかく新感覚でした。

春ゲレンデの荒れたバーンで5,6本だけの試乗だったのでこれが正しい感覚なのか解らないのですが、詳しい方に見てもらえたらと思って記事にしました。

はてさて、実際どうなんでしょう?
シーズンに入ったらjunくんにお願いして乗らせてもらって検証するつもりですが詳しい方のご意見いただけると助かりまーす!

:追記:
ハイシーズンの圧雪・深雪でのインプレ的記事はこちら。
>> BIG FISH OUTLINE COREの乗り味…2