八方尾根BC

2013/01/302013/02/01

前夜は久しぶりのフラッグシップ行きを感じながら眠りにつきました。
朝、集合場所に到着して山を見たうえで予想通りの行動になりました。

メンバーはイチロヲさん、Gロボさん、akiちゃんの水曜チームに週末チームの48Riderくん。以前から会ってみたいと思っていた人とご一緒出来て嬉し♪です。

いつもの場所に自分の車をデポ。Gロボさんにピックしてもらい改めて皆と合流して八方尾根のリフトを乗り継いでスルリとピークに到着。グラートクワッドが動いててくれて楽ちんです。

天気は予報通りの弱い冬型で小雪がチラチラと舞う感じ。初おろしのFloater splitをアセントモードにして登り開始！！改めて背中の軽さに驚きました（笑）。ちなみに歩き心地はMYTH splitと同じ。当たり前ですね（？）。

このところの水曜はさすが平日といった感じでひっそりとしたお山を満喫していましたが今日はなんだかワサワサしていました。厳しい冬型の多量降雪後、高気圧に向かって雪が落ち着いていく時期ですから八方はこうなりますよね。なので八方池山荘の前で自分たちのほか、スノーボーダー、プロスキーヤー、そして外人部隊、多くのパーティーと一緒になりました。

天候が許せば奥を…という期待があったのですがそれは見事に打ち砕かれ、手厳しい八方の洗礼を受けました。

以前右頬が軽い凍傷になったのを思い出す強風と横殴りの雪。どのパーテーも便所小屋での滑走準備を余儀なくされ、押出方面へドロップしつつそれぞれの滑りをしました。

でも標高を落とすにつれ風は届かなくなり、トラバース後のトライアングルは快適♪風の影響を受けた雪は少し引っかかりやすくところによりテクニカルでしたが八方尾根のスケール感を楽しみました。ちなみに自分は久しぶりの八方クォリティーに距離感なんかがすっかり麻痺してしまって大きく滑れず、それどころか狙いすぎて久しぶりに縦2回転＋止まらず滑り落ちる転倒をしちゃいました。カッコワルー。

最後にプチトライアングルを狙いツボで登り返し。場所によっては約50cmのところにスラブがあるねー、気になるねーなんて話しながら一人ひとり慎重に登りました。

::どこを滑るか算段中（自分とakiちゃんは登っている途中）。

心を決めて最後数メートルのピッチに1列で取り付き全員乗った瞬間「ポフッ」という音とともに振動が体に伝わってきました。「んっ？」と思った瞬間akiちゃんが「ワッフ音だ！」と声をあげ、一人ひとり慎重に後退。沢の中はきっと問題なく気持ちよく滑れたでしょうけどエントリーで崩れたら結局…なので安全な面を楽しみました。

::Nikon D300s 28-300｜rider:aki｜photo:keaji