初おろしの前に修理

一昨年に修理したというネタで紹介したB社analogラインの脇にファスナーがついていて手の出せる便利すぎるグローブ。

>> 10年もののグローブ

オイルを入れたのですが、その際修理した指先の穴が再び開いていることに気づきました。長年、本当に長年使ってきたのでさすがにストックを出そうと思い、2003年モデルを引っ張りだしてオイルを入れました。手にはめてパフパフと感触を確かめると全体的にふっくらとしていてその気持ちよさに驚きました。

ですがよく見ると、この年度から付くようになった親指の鼻水拭き的な部分がひび割れてるじゃないですか。あれれ、、、と思い両親指をこすり合わせると黒い粉がパラパラと落ちてきました…。(写真は別の年代物グローブの親指です)

141213_007

この素材は皆、こんなふうにひび割れして取れてきちゃいますよねぇ。
ウェアーやゴーグルや顔なんかに黒い粉が着くと嫌だから両親指をこすりあわせて、最後は古歯ブラシでゴシゴシやって全部とっちゃいました。

141213_001

すると下の生地まるだしになっちゃいました。
ここままだと冷気スースーでしょうし、簡単に浸水するでしょうから何かでコートしてあげないといけません。どんな素材を使おうか考えたところ液体ゴムを思い出しました。液体ゴムは何年も前に八方尾根の朝ゴンドラに並ぶ列で一緒になった山神のオーナーが教えてくれた方法。確かHaglofsのグラムシェルミトンの掌に塗ってグリップを生み出していたはずです。

ですが近所のホームセンターで見つけることはできず…え~い、これでいいや!とばかりに、様々な接着でお世話になってるセメダインスーパーを塗り塗りしてみました。

141213_005

乾いたら生地なりの柔らかさを保ったまま表面が乾き大成功の予感。表面が少々ケバケバしているので顔やゴーグルを強く擦らないようにだけ気をつければ大丈夫な気がします。

とはいえ使ってみなければわかりませんね。
月曜にナイターで初滑り予定なのでその時に使い始めることにします。

:追記:
ナイター開始は20日だったようで、テストは水曜に持ち越しです。