本日からホタル祭りスタート[website]。
今年は辰野のホタルを増やすことに貢献した方が環境大臣から表彰されたりしていつも以上に注目度が高い年。渋滞が予想されるけど久しぶりに自分も見たいな〜と思い行ってきました。
夕食を摂ってから出発ー!
前回行ったのは…いつだっけ?
確か姪を連れて行って歩けなくなってずーっと肩車をして歩いてたハズだから3年くらい前かな?なんて思いながらの移動は意外にあっという間。
辰野は案の定混んでいた。県外ナンバーも多数。
それでも用意されていた駐車場の多さと簡単な作りながら看板の多さ、警備の方の親切さで気持ちよく会場入り。駐車場から10分程歩きホタルの多く居る…ハズ…の場所まで移動しました。
”ハズ”というのは気温が低い為か理由は解らないけどホタルの数が少なかったから。
それでもホタルの儚いような暖かいような柔らかい光は人を引きつけ結構長い間ほけ〜っと見てきました。
もうちょっと暖かくなったら沢山のホタルで賑わう事を祈って帰路に付きました。
今度は写真撮りに行ってみようかな?
Snowbord MTB Photo etc... 自分の為に日々を書き残しています
目次
コメント
コメント一覧 (2件)
長野県辰野町松尾峡は、昔からゲンジボタル発生地として有名です。
しかし、松尾峡には1960年代に主として関西から大量のゲンジボタルが移入され、元々住んでいた地元ゲンジは増えるどころか、逆にほぼ絶滅したらしいことが最近の研究で明らかになっています。この移入の経緯はパンフレットなどでは、伏せられています。
移入ゲンジは在来ゲンジと遺伝的にも行動的にも(発光の仕方)異なっています。つまり、1960年代をはさんで、違うタイプのホタルを見て(見せられて)いるのです。しかしながら、町はその区別なく放流飼育を繰り返してきた経緯があります。
最近、この辰野町のホタル養殖による現地ホタルの生態破壊が問題となっています。対策を採るように研究者は申し入れていますが、役場から「この問題を、あまり公表しないでほしい」と言われ、かつ、対策も採られていません。
パンフレットや町のウエブサイト
http://www.town.tatsuno.nagano.jp/tatsunosypher/www/info/detail.jsp?id=1150
では、
「町では、ホタルを守るために、次のようなことを行ってきました。水のよごれを防ぐため、沢のきれいな水を加える工事を行いました。その結果、ホタルが少しずつ増えてきたので、休耕田にホタルのすめる小川をつくることにしました。この小川から2年後に、たくさんのホタルがでました。その経験をいかして、今の2つのホタルの水路を作りました。更に、昔からの水路の改修にあたって、コンクリートのほか木くぎを使ったり、川幅を広くして、ホタルのすみやすいような工事をしました。そうして、小川にホタルの幼虫や、カワニナを放しました。小川のまわりの草をかったり、泥上げをしたり、いつもホタルやカワニナのすみやすいように、手入れを続けてきました。そのかいがあって、今松尾峡では、昔のようにホタルが見られるようになりました。」
となっており、移入のことは触れられていませんが、実際には、上記のような他地域ゲンジの放流によって、地元のゲンジの生存が脅かされています。
役場の担当課長から、「観光客はホタルを見にきているので、全体としてホタルが増えればいいのであって、仮に、在来ホタルが減っても構わない」という、驚くべき発言もありました。
この問題は過去のことではなく、現在も続いています。昨年の簡単な調査で、松尾峡下流地域では、松尾峡からあふれ出した移入ゲンジが在来ゲンジの生存を脅かし、ある地点では既に9割が移入タイプとなっていることが判明しました。つまり、地元ゲンジが子孫を残せなくなっているのです。
たとえば、
http://www.geocities.jp/zenhoken/ZHJ_pdf31-40/ZHJ36_13-14.pdf
あるいは
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/6020
で問題となっていることが見られます。
理解を深めてほしいと思います。
>kumageraさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
最初は問題を伏せている役場に対しての怒りで活動されているのだと思ってしまいました。
でも何故かHTTPを省いて記してくださったPDFを読んでそうではないのかも?と思い直しました。
この蛍話しに限らずこういった生態系を変化(破壊)を進めている人間の活動はびっくりする程おおいのでしょうね。
この”人間の活動”はほとんどが経済目的から発生していることばかりで…諏訪湖の水質悪化も同じ理由からきていると思いますし…物欲病者の自分が言うのもなんですが、うんざりすることいっぱいです。
役場が蛍を増やしたい、そして地元のゲンジが激減していることを隠したい理由も結果的には同じく経済が絡んでいるのではないでしょうか?
では、どうすればいいの?といったことは今の自分には解らないのですが、
せっかくブログを立ち上げ、こういった書き込みをされたのですから
少しでも多くの方に知ってもらえるよう活動を続けてくださいね。
更に理解を深めることのできる記事を楽しみにしています。
今回はこういったことを教えてくださってありがとうございます。