秘伝。
雑誌がどんどん休刊・廃刊になっていく厳しい時代に武術雑誌として唯一続く貴重な月刊誌です。
久しぶり…どのくらいかというと10年以上ぶり…に買いました。
気付けば25年程中国系武術を学んでいることになりますが、その道で有名な方とかに疎いのはきっと雑誌等を読むことが少ないからなのでしょうね。武術にかかわらず他スポーツもほとんど雑誌を買わないタイプです。他スポーツはどうでも良いとして武術誌くらいは目を通さないといけないと思う今日このごろです。
ですがそういった意味で買ったのではありません。
興味ある方の記事が載っているからです。
しかも拍子にどーん!と出てるとは驚きました。
彼の名は伊与久さん。
以前「36茶会」に誘ってくださったバリバリの武術家です。
>> けあじ日記|36茶会
彼の紹介はその時にも書きましたがもう一度。
伊与久さんは生まれついての武術家であり、日本では数少ない…類を見ないが正しいかもしれません…正式な伝承者、しかも筆頭伝承者という立場の太極拳士でもあります。
>> 姜氏門内功武術研究会
これまでも彼は武術に関する文章を書いてきたと思います。ですが彼は奥ゆかしく配慮ある方なので記事になる際は自身の名でなく他の先生の名で発表されていたのではと思っています(あくまで私の推測なんですが)。
私が彼と話をさせてもらったのはまだ僅かですが毎回ワクワクさせてくれる話を体系だって伝えてくれます。私は一流の武術家には頭が良くないとなれないと思っているのですが、彼はまさにその人だな〜と感じています。
内容はこれからじっくり読ませてもらいます。
伊与久さん、これからは表舞台で活躍してください。
楽しみにしていますよ〜。
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そんな雑誌が届いた日は躰について話をする(聞く)ことがありました。
お相手はyokkoの従姉妹。彼女はランから始め今ではトレランも愉しむ方。どのくらい走るかというと多い日は100km(野辺山のレース)というから驚きました。細い体のどこにそのパワーが入っているのか。
そんな彼女にランの時に意識している躰の使い方を聞いてみると”コア”という言葉が出てきました。今までも聞いたことのある言葉ですが、実際にどの辺りを意識しているのか解らなかったので教えてもらうとどうやら丹田辺りらしいのです。
もっと突っ込んで聞くと丹田を意識してやや上方に引き上げると腸腰筋の上が開くと脚が軽く動くのだそうです。それって武術・太極拳・気功でも意識して使うことですね。
目的は違っても同じ躰。突っ込んでいくと近い動きを使いたくなるんだな〜と、真理・真実はひとつなんだな〜と改めて気付かせてもらった出来事でした。
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